外装
屋根ルーフィング張り 下大野町Nさま邸
- #下大野町 Nさま邸
屋根のルーフィングを張り始めました。
今回の屋根材は、ガルバニウム鋼板立平葺き。
屋根勾配はお客さまのご要望と外壁の納まりの都合で“1寸”と、かなりの緩勾配。
屋根勾配の詳しい説明はまたの機会にしますが、
数字が小さいほど勾配が緩く、普通の瓦葺き屋根でだいたい4~5寸勾配です。
仕上げの屋根材によって、できる勾配が決まってて、
ガルバニウム鋼板の立平葺きとか瓦棒葺きとか折板葺きであれば
緩い屋根勾配にすることが可能です。
とはいえ、屋根勾配は緩ければ緩いほど雨漏りの危険性が高まります。
デザイン的にはカッコいいですけどね。
で、こんな場合は少しでも雨仕舞いを良くしようと、
普段はステープル(ホッチキスのこと)で留め付けているルーフィング(屋根の防水用の下張り)ですが
のり張りのものを使うようにしています。
これがなかなか大変でして(^^;
ステープル留めであれば、一人でできる作業が、のり張りの場合は2~3人必要になります。
でも、これでステープルの穴を気にせずいけるので安心です。
ルーフィング張りのときには、その他にも、
外壁の下地に張る透湿防水シートと防水層が連続するように、
透湿防水シートをルーフィングの下にすけ込んだり、細かなところに気をつけた納まりにしてます。
雨漏りさせたくないですからね(^^)
何事も下地が丁寧にしっかりできていれば、仕上げも上手く納まります。