上中町O様邸では下屋（げや）の工事中です。

母屋から差し出して作る付属の屋根のことを「下屋」と呼ぶのですが、
O様邸のように、2階建てで1階部分の面積が大きい場合にも、
平屋の部分を指して「下屋」と呼んだりします。

O様邸はガルバリウム鋼板の屋根なので、屋根の工事は板金屋さんが担当。

下屋を設ける場合、画像の後ろに見えている窓との関係に注意が必要です。

屋根と窓とは距離をとらなくてはなりません。

正確に言うと、防水上、屋根面と壁面との取り合い部分となる下葺き材（防水シート）の
立上がり高さが決められています。

その高さを確保した位置で窓を設置しなければならないので
間違いが起こらないよう、我が社では設計の際にきちんと図面に明記しています。