地盤調査・基礎工事
地盤改良工事の種類 住吉Tさま邸
- #住吉 Tさま邸
関口です(^^)
木造住宅の地盤改良をする場合、
徳島で採用される工法は主に2つで、
(1)湿式柱状改良
(2)砕石パイル
がほとんどです。
工法の詳しい説明は、ネット上にたくさんあるのでここでは省くとして、
今回は湿式柱状改良で地盤改良工事を行いました。
写真の杭頭の深さが深いところは、建物の外周部分と2階の外壁がのる部分で
基礎の深さが深いところ、杭頭が浅いところは、
ベタ基礎の中の立ち上がり部分で間仕切り壁がのる部分です。
今回お客さまが湿式柱状改良を選んだ理由は、
この2つの工法のメリット・デメリットを比べた結果でした。
湿式柱状改良のメリット
工法が確立されていて安心
何らかの原因で写真のように基礎の下の土砂がなくなっても、
湿式柱状改良であれば家が傾くことはありません。
砕石パイルのデメリット
想像がつくと思いますが、砕石パイルの場合は砂利なのでこうはいきません。
それが砕石パイルのデメリットです。
湿式柱状改良のデメリット
家を解体する時、柱状改良体を引き抜かないといけないのでコストが高い。
砕石パイルのメリット
砕石パイルは、天然の石を使っているので、家を解体するとしても、
地中にそのまま置いておいても大丈夫です。
また、工事の費用も湿式柱状改良よりも安く済みます。
これが砕石パイルのメリットです。
他にもたくさんのメリットデメリットがありますので、
工法の選択に困った時はいつでもご相談ください。